ソニーから、手ぶれ補正システムを搭載したフルサイズ・ミラーレス、α7II ILCE-7M2が登場しました。
今までフルサイズのイメージセンサーを搭載したデジタルカメラでは、手ぶれ補正システムを内蔵したものはありませんでしたので、世界初ということになります。このこと自体も十分なニュースバリューがありますが、製品発表を見て強く感じたのは、「いよいよソニー・レンズシステムの統合がスタートした」というものです。いうまでもなく、ミノルタ時代からの歴史と蓄積のあるαマウント(Aマウント)は、ソニーのデジタルカメラにとって重要な資産です。その意味では、いかにAマウントからEマウントへとスムーズに移行するかが、ソニーのミラーレス戦略における最重要課題であり、それに対する答えがα7IIだと思います。