今年の新製品は? Part1


デジタル一眼レフ本日から新しい年度を迎える方も、少なくないと思います。本年度、どのような新製品が出てくるのか、考えただけでもわくわくしますが、4月1日ということで無責任に妄想を膨らませてみたいと思います。

まず初めにキヤノンです。デジタル一眼レフのラインアップから見ると、EOS3D、EOS7DとEOS60Dの後継機が期待されます。フルサイズ機EOS6Dの完成度と価格を考えると、この3ラインを2機種でカバーする可能性も小さくないと思います。

まったく根拠のない推測ですが、APS-Cサイズのフラグシップ機としてのEOS3D後継機と、EOS7DとEOS60Dを統合した上級&ミドルクラス機の2機種になるのではないでしょうか。そしてレンズ交換式ということでは、EOS Mの上下やレンズの品ぞろえ強化も期待できそうです。
レンズ固定式のコンパクトカメラでは、今月発売予定のPowerShotNのような新しいコンセプトの製品が、別の切り口で出てくるのではないかと思います。

次にカシオです。ワールドワイドではEX-TR150後継機が期待されますが、それ以外でもカシオらしい新しい製品が出てくる頃ではないかと思います。この間のカシオ製品を見ると、コンパクトな多機能モデルや廉価モデルなど、どちらかといえば似たように見える製品が多かったように感じます。EX-ZR1000のようにバリアングル液晶を搭載したカメラなど、ほかにはない製品も少なくないのですが、うまく顧客の琴線に触れるような展開には至っていない気がします。現在のデジカメの隆盛を切り開いたQV-10のような、カシオにしか出せないような製品をぜひ出してほしいですね。

次はオリンパスです。レンズ交換式では、まずE-P3の後継機はそう遅くない時期に出てくると思います。PENシリーズのハイエンドモデルとして、OM-Dの機能に加えてさらに強化された描写性能を持つカメラとなるのではないでしょうか。コンパクトカメラ分野では、今まで以上に高付加価値モデルにシフトしていくことが示されていますので、XZ-2とは違った高級コンパクトや、ネオ一眼なども期待したいところです。

次にシグマです。DPシリーズに関しては、ズームレンズを搭載する可能性と、レンズ交換式ボディに進化する可能性の両方があると思います。個人的には、ミラーレス分野に進出してほしいところです。交換レンズなどの豊富な光学技術を持ったシグマならではの力強い製品展開を行えれば、まだまだ流動的なミラーレス市場で小さくない位置を占めることも十分可能だと思います。

次にソニーです。レンズ交換式カメラでは、NEX-7の後継機がそろそろ出てくる時期だと思います。また、噂の高いフルサイズNEXをはじめ、α77やα65後継機も十分可能性があると思います。コンパクト分野では、DSC-RX100のブラッシュアップモデルに期待がつのります。画質、ズームレンズ、サイズ、高級感と4拍子揃ったRX100に正面から挑める製品は、他社からもいまだ出てきていませんが、発売1周年となる6月頃に動きがあるような気がします。

ちょっと文字数が多くなりましたので、ニコン、パナソニック、富士フイルム、ペンタックス、リコーは次回に回したいと思います。