先日、「『ミラーレスカメラはガラパゴス化する』のか?」を掲載しましたが、実はその趣旨を日経ビジネス編集部にもお送りしていました。「投稿」として行っていたわけではなかったので気づくのが遅れてしまいましたが、先週金曜に発売された「日経ビジネス 2014年5月19日(No.1741)」の「往復書簡」にその内容が掲載されておりました。
最新号ですので、関心をお持ちになられた方はぜひ書店で購入していただくか、デジタル版の購読を検討していただければと思いますが、概ね次のようなものとなっています。
「ミラーレス存在感上昇で問われる日本勢」
- ミラーレスが登場して5年が経過したが、むしろ当初予想していた以上の勢いで広がっている。
- 「今にもデジタル一眼レフを駆逐する」という状態ではないが、短期間で大きな存在感を示している。
- 欧米市場でも、比較的サイズの大きいミラーレスは評価が高い。
- ミラーレスの劣る点は急速に改善されており、そのことに危機感を持つ。
- ミラーレスでは海外新興勢の存在感も急速に増している。
- フィルム一眼レフからデジタル一眼レフの波をうまく乗り越えた日本勢が、同じようにミラーレスの波を超えられるかが問われている。
- 力のあるうちに、業界再編を含め一定の集約が求められているのではないか。
「編集部から」
- 国や地域にあわせることでミラーレスも一眼カメラ最高の目玉となり得る。
- 日系企業が競争力を持つ分野だけに、今後の各社の戦略に期待する。
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